サウンドクリエイターになるための考え方やヒントをご紹介!

当ページのリンクには広告が含まれています。
サウンド クリエイターとして就職するには
スポンサーリンク

クリエイター系サラリーマン(現役サウンドクリエイター)である私がサウンドクリエイターとして就職(転職)するための考え方やヒントをご紹介いたします。
主にゲーム会社への就職を目指した目線でお話しいたしますが、他の業界にも通ずる部分があるかと思います。
皆さまのお役に立てれば幸いです。

サウンドクリエイターとは

便宜上、サウンドクリエイターを以下のように定義いたします。
 ★作曲、編曲、効果音制作、ボイス編集など

目次

結論!

サウンドクリエイターになるには、とにかく会社に就職しちゃえ!

game_win

「簡単に言うけどどうやったら就職できるんだよ~!」とか「応募しても全然受からないんだよ…」といった悩みを持っている方も多いかと思います。
作曲の勉強や効果音の作り方の勉強など努力は必須条件とした上で、少し視点を変えた方法をご紹介いたしますね。

とにかく入り込んじゃえ!

『サウンドクリエイター以外の職種で会社に就職してしまう』というものです。

新卒採用や中途採用などに応募して採用されればいいのですがやはりサウンドクリエイターという職業は狭き門だと思います。
募集件数が少なく、新卒採用のチャンスを逃せば、中途採用になりますがなかなか未経験者の求人がないことが現状です。通年募集している企業もありますが受かる人いるの?とか、目指してる人はたくさんいるのに定員が少ない職種なんですよね…欠員が出ないとなかなか入りこむのが難しくタイミングという運も大事になってきます。

そこで視点を少し変えて、サウンドクリエイター以外の職種で会社に就職し、その後「私、音楽とか効果音作れますよ!」「外注に出すなら私が作りますよ!」などとアピールするというのも一つの手かと考えます。

例えば、プランナーやデザイナー、イラストレーター、エンジニア、QA、デバッグ、事務職など様々な職種があります。
どれもサウンドとは別のスキルが必要かもしれませんが、募集人数はサウンドクリエイター職より絶対的に多いんですよねw 自分がこれまで経験してきたことや興味のある分野などで合うものかつ、未経験者もOKな会社を見つけてエントリーしてみましょう。
当然ながら、簡単に採用されるとは限りません。
でも、入ってしまえばチャンスを掴める可能性が上がるかもしれない、ということは覚えておいてください。
私の先輩には、デザイナーやエンジニアとして採用されながらも、BGMや効果音、ボイスなどの制作・実装のサウンド制作業務を担っている方を3名も知っております。

ここからはとにかく入り込んじゃえ!戦法のメリットとデメリットを考えていきましょう。
まずはデメリットから紹介いたします。
一度気持ちを沈ませてから…w その後のメリットで気持ちを回復させ、行動に移すためのモチベーションを上げていきましょう!

とにかく入り込んじゃえ!のデメリット…

negative_404NotFound
  1. 本当になりたい職業じゃないのでしんどい

この1点に尽きると思います…💦
日中は業務で忙しく、覚える事も多いと思います。何もかもが初めてのことなので。
自宅に帰ってからも業務に関する勉強をしたりしなければいけない職種もあるかもしれません。
サウンドクリエイターとしての勉強や作品作りの時間がとれなくなるような職種には手を出さない方がいいかと思います。
あくまでも目標はサウンドクリエイター。言葉は悪いですが、そこを目指すために会社や環境を上手く利用してしまいましょう!

とにかく入り込んじゃえ!のメリット!!

win

なかなか大変なプランではありますが、メリットは沢山あります!

  1. お給料がもらえる
    →プラグインとかサンプルパック、機材類など、作品作りのアイデアやクオリティアップに活かすことができますね!音源とか集め出すとキリがないし高額ですけど、やっぱ欲しいですもんねw他にも日々の生活を豊かにするのにもお金は必要になってきます。旅行や趣味、転職活動時の交通費や引越し代などなど。
  2. 業界のことを実体験として学べて実績が得られる
    →ゲームができるまでのフローや他セクションとの連携などたくさんのことを実体験として学べるのは大きいと思います。自分の作品へのテーマ設定や想定演出など、作品解説にも役立つかもしれませんね。
  3. セミナーやワークショップへの参加
    →セミナー情報などが上司から降りてきたりすることがあります。また会社経費として参加することもできたりするので自腹を切らずとも業界のことについてもっと知れるチャンスがあります。
  4. コネができる
    →イラストレーターさんと仲良くなったりすれば一緒にMV作ろうぜとなったり、上司が独立したら一緒来るか?となったり、コネクションが生まれます。また、他社さんと交流するチャンスや3のセミナー参加などでも交友関係を広げていくこともできますね。
  5. 他の業種のことも知れる
    →他の職種の人たち、管理職の人たち、事務の人たち、取締役ってどんなこと知れるんだろう?ということが多少なりともしれるかもしれません。サウンドクリエイター以外のことも知っておくだけで何かの役に立つ時がくるかもしれませんね。
  6. 転職による年収アップも見込めるかも
    →サウンドクリエイターに限らず、年収をアップさせる方法の一つとして転職というものがあります。転職によってサウンドクリエイターになる場合も前職の年収は考慮してくれるかもしれません。もし、稼げないフリーランスをやっていて、採用面接時の給与交渉時に「年収はいくらでしたか?」と聞かれて「50万円です…」と言われたら、この人本当に仕事ができる人なのだろうかと心配される可能性もありますよね。
  7. 業界情報が入ってきやすい
    →社内のチャットツールでの情報共有、口頭での世間話などで様々な情報が入ってくるチャンスがあります。実際に社内ではセミナーや交流会、業界の技術関連など様々な情報が飛び交っています。
  8. サウンド実装系のツールを実践で学べるかも
    →音の組込み作業でゲームエンジン(Unity、Unreal Engineなど)やサウンドミドルウェア(CRI、Wwiseなど)を使う場面があるかもしれません。使った事ありますと言えると、転職で有利に働くかもしれませんね!サウンドクリエイター職として入社していなくても、このツールを使う機会がありそうなら自分に担当させてほしい!と積極的にしてみると良さそうです。

上記にあげたものはサウンドに特化したものだけでなく業界全体としての知識や情報を得ることや経験を積むチャンスがあるということをお伝えいたしました。サウンドクリエイターという目標に繋げるための一つの可能性として他職種やゲームを作るフローなど様々なことを学んでおくことはきっと何かの役に立つかと思います。
面接時の話のネタにもなりますし、経験って本当に大事です。

AudiostockでBGM・効果音を販売中!

最後に(大事なことをお伝えします)

memo

サウンドクリエイターを抱えている会社は大手が多いと思います。
小規模の会社では単純にサウンドの制作物は外注する方がコスト的にも案件的にも都合がいい場合が多いです。
小規模の会社はマルチプレイヤーな先輩方が多い印象です。分業、専業にするほどタスク量が無かったり、コスト的な問題があったりするんですね。そいう観点からも従業員数が少ないということで風通しもよく自分のスキルをアピールしやすいと思いませんか?

サウンドクリエイターとして就職する一つの方法として、

サウンドクリエイターとしてではなく別の職種からスタートする

というパターンもあるんだという事を覚えておいていただけると、可能性をグッとあげることができるかもしれません!

最後まで読んでくださった方にお勧めしたいことは、まずはHiraku agent(←リンクになってます)のような転職エージェントのサービスに登録し、面談を受けてみたり情報収集を行ってみるといいかと思います。今後の方針が見えてくるかもしれません。

AudiostockでBGM・効果音を販売中!

今回は一例を紹介しましたが他のパターンもあるかもしれませんので、ご自身でもよく考えて行動に移してみてください!

以上、参考になれば嬉しいです!
サウンドクリエイターとして一緒にお仕事ができる日が来ることを楽しみに、応援しております!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
スポンサーリンク

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次