こちらの記事では、
期間限定のストーリー『タマーシュナ・ムイナ』のエピソード5【切迫ファイナル！】編を1話ごと紹介しています。
※ネタバレが苦手な方は見ないようにお願いいたします
グロリアス・マスカレードの記事はこちら
タマーシュナ・ムイナ⑤【切迫ファイナル！】
ついに決勝戦がはじまった。
対戦相手はなんと王家の近衛兵チームであり、前回、前々回と優勝しているチームである。
彼らは【守護者の授業】を受けるため、真のサンセット・ウォーリアーになるため、日々鍛錬をしていた。
果たしてレオナの作戦通りに勝利を掴み、無事にこの大会を終えることができるのだろうか・・・
5－1『頼もしく見えるわ』
とうとう決勝進出チームが決まった。
NRC生チームと王家近衛兵チームで決勝対決となる。
グリムはまるで自分が監督のようにチームの決勝進出を祝っている。
だがレオナがやってくるとすぐにその座から突き落とされた。
決勝戦はレオナが直接近くで指示を出すという。
ここまできたら背に腹は代えられない。
先鋒は動きが早い相手に対応できるリリアがいくことに。
試合開始からトップギアで勝負を決める作戦だ。
試合が始まるとさっそくスピード勝負となる。
相手の先鋒はリリアが一体何者なのかと驚いている。
最後に【スペシャル・リリア・アターック】を決めると相手は観客席まで吹っ飛んだ。
しかし、急に相手の体が空中で止まる。
なんと、リリアは客席に突っ込んでしまう相手選手を魔法で止めていた。
祭りの楽しさを1番に考え、怪我人を出さないとするリリアの懐の深さに感服した選手。
相手選手は自分の負けを素直に認めたが、魔法を使ってしまったためリリアの反則負けとなってしまう。
この結果にレオナは激怒するが、カリムは優しい言葉をリリアにかけた。
しかしこの状況ではカリムが引き分け以上でないと勝利は難しかった。
何か作戦は？とレオナに聞いたジャック。
その筆問に、1つだけ作戦があると答えたレオナ。
ヴィルはこの時ばかりはレオナが頼もしく見えていた。
次の中堅選手はヴィルの大ファンだった。
作戦とは、カリムとの対戦中にヴィルがリングサイドから相手選手を呼びかけ、気をそらした瞬間にリングアウトを狙うというものだった。
だが、この作戦に1番納得できなかったのがカリムであった。
みんな一生懸命に試合をしている中で、自分だけ他の人に助けてもらうのはしのびなかったのだ。
絶対負けないから大丈夫！だと言い残し、カリムは試合に飛び出していく。
残ったチームはみんな心配したが、あとはカリムを信じるしかなかった。
しかし、レオナにはまだ心配事があるようで・・・
5－2『もうダメなんだゾ～～～！』
中堅戦が始まった。
相手選手はここで一気に優勝を掴むために代理選手を投入。
なんとやってきたのは、カリムが助けたバスの運転手であった。
意気揚々とリングに上がった大男（バスの運転手）だったが、カリムを見て驚愕する。
まずは、助けてくれた恩人であるカリムにお礼を言った。
そして恩人と闘うことはできないと、敗北宣言をしたおかげで第2試合はカリムの勝利となった。
まさかの強敵にカリムが勝利したのである。
まさにこれが、優しさが闘いを制したカリムにかできない闘い方であった。
レオナにもこの結果は予想できなかった。
カリムの勝利を称え、キファジの悔しそうな顔を見てさらに喜んだ。
いよいよ最終決戦。
ヴィルがリングに上がろうとしたその時、レオナが制止した。
レオナはヴィルが足首を痛めていることに気づいていた。
ヴィルは演技で痛みを隠していたが、レオナはこれを見破っていたのだ。
もしヴィルがここで棄権したら不戦勝となり、相手チームが優勝してしまう。
ヴィルは足が折れても闘うつもりでいた。
しかし、レオナは不戦勝にするつもりはなく、ある作戦を思いついていた。
5－3『キファジ様に聞いてみろよ』
最終戦が始まろうとしているとき、人々にとっての恵みの雨が降り始めたがキファジは逆に不安を覚えていた。
試合開始の時間になってもヴィルが出てこないので、不戦敗となりかけたその時、NRC生チームから大将が出てきた。
仮面を着けてでてきたその男はレオナであった。
周囲は気づかなかったが、キファジは身の丈や歩き方ですぐにレオナだと気づく。
自分は代理の選手だ、と言い張るレオナ。
これは事前に登録されていない、ゆえにルール違反ではないか？と対戦相手はキファジに尋ねる。
しかし、キファジは登録されていたが自分のミスで報告出来ていなかった、と言い皆に詫びる。
もしここでレオナだとバレれば、NRC生チームは即失格になるだろう。
だが、最終決戦で第二王子がルール違反をしたとなれば国家全体の恥となる。
国の威信を保つためにも、あの仮面の男がレオナだと気づかれぬようにキファジは黙っていた。
キファジ同様すぐに「おじたん」だと気づいたチェカにも説明するが、チェカにはよく意味が分からないようだ。
そうして決勝戦の幕が上がった。
5－4『さっさとおさらばだ』
近衛兵の中で最もキャッチ・ザ・テイルが上手いと自他ともに認める大将の男が敗北した。
仮面の男（レオナ）は、力、速さ、技術、すべてが彼よりも上だった。
圧倒的な強さのレオナにキファジは驚く。
そして、そんなレオナを見たキファジは夕焼けの草原の将来が楽しみでもあると感じていた。
【守護者の授業】を受けたかった近衛兵チームに“レオナからの伝言”だと仮面の男（レオナ）は伝える。
『本物の戦士なら他人の教えに頼らず自分の力で精進しろ』
これを聞いた相手選手は仮面の男がレオナだと分かり、そして納得した。
またこれも【授業】の一部として受け取り、悔いもなくなった。
試合が終わり、ヴィルたちの元へ戻ってきたレオナ。
雨も本格的降り始め、タマーシュナ・ムイナは大成功だとレオナは言った。
レオナが居なくなったことで騒ぎ始めた貴賓席に、レオナに気づきこちらへ駆け寄ってくるチェカ。
ここで騒ぎになったら、試合の不正がバレて優勝が取り消しになってしまう。
これは早く逃げた方がいいと判断したレオナ。
優勝パレードも出ずに先に車で帰るレオナを引き留めようと追いかけるカリム。
レオナもカリムもいないのなら、とリリアもヴィルもレオナの車に乗りこんだ。
こうして、雨の中【タマーシュナ・ムイナ】を後にするレオナたちであった。
ーおしまいー
タマーシュナ・ムイナ①【編成ピース！】
ある日、王家の侍従長から夕焼けの草原のお祭り『タマーシュナ・ムイナ』に参加するようにレオナに連絡が入る。
レオナはどうしても祭りに行きたくないある理由があった。
しかし、今年は何が何でも参加させようとする侍従長に降参したレオナは、ヴィル、リリア、ジャックを集めてチームを作り『タマーシュナ・ムイナ』に向かうことにした。
鼻の利くグリムは、祭りに行けば美味しい食べ物があるに違いない！と思い、レオナに頼みこんで監督生とともに祭りに付いていく。
いよいよ夕焼けの草原へ出発というとき、鏡の間になぜかカリムがやってきて・・・
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タマーシュナ・ムイナ②【到着キャピタル！】
夕焼けの草原の王都【暁光の都】に到着した一同。
しかし、到着早々ジャックが熱中症に・・
ジャックに静養が必要と判断したレオナは、彼をキャッチ・ザ・テイルの選手から外すことに。
代わりに“ある人物”をチームに入れようとするレオナだが・・・
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タマーシュナ・ムイナ③【堪能スペシャリティ！】（1話～6話）
【1話～6話】
レオナたちはキャッチ・ザ・テイルの練習をする前に夕焼けの草原の屋台【レインツリー・マーケット】へやってきた。
そこには、珍しい料理やこの国でとれる天然石で作られた腕輪などが売られたさまざまな屋台があり、皆は寮生や自身へのお土産などを選んでいた。
そうこうしている間に、練習できる時間となり闘技場へ向かう途中でバスが故障してしまう。
ここでレオナにある考えが浮かび、一同を連れて王宮へとやってきた・・・
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タマーシュナ・ムイナ③【堪能スペシャリティ！】（7話～13話）
【7話～13話】
エレファントレガシーに到着し、お土産を買ったり、温泉につかったりと観光を満喫するヴィルたち。
いよいよ練習時間となり、キャッチ・ザ・テイルの試合が行われる闘技場へと向かう。
3人の得手不得手を確認したレオナは実践を交えて自ら指導をする。
練習の後、ホテルに戻ってきた彼らは夕焼けの草原のバーベキューを楽しみながら、明日への英気を養った。
そしていよいよ明日は大会本番。
レオナはさまざまな対戦パターンをシミュレーションし、万全の対策を取っていた。
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タマーシュナ・ムイナ④【開幕トーナメント！】
いよいよキャッチ・ザ・テイルの試合が始まった。
NRC生のチームはなんと第１試合目の出場である。
初戦の対戦相手は、ガラの悪い街外れの青年団チームであった。
レオナの作戦通りに闘うカリムだったが、相手の思惑にはまってしまう。
ヴィルの対戦相手も、卑怯な手を使ってくる始末。
果たして彼らは無事に優勝することができるのだろうか・・・
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