※ネタバレが苦手な方はこちらの記事は見ないようにお願いいたします。
こちらの記事では、
期間限定のストーリー『Lost in Book with Stitch ~真夏の海と宇宙船~』エピソード2のあらすじを1話ごとに紹介しています。
こちらのイベントでは、ストーリーとバトルを楽しむことができます♪
また、ストーリーを進めていくとRジャック[スイスイ・ウェア]とRアズール[スイスイ・ウェア]が期間限定で手持ちのカードに参加します。
さらにストーリーやバトルを進めていくと正式に手持ちのカードとなります。
さらに!さらに!
イベントトップにあるミッションをクリアすると、魔法石やジャンクパーツを獲得できます。
各章の配信日時
ストーリー | 配信日時 |
---|---|
1~2章 | 8月18日16:00~ |
3章 | 8月23日16:00~ |
4~5章 | 8月31日16:00~ |
限定衣装カード
ストーリーを進めていくと、Rジャック[スイスイ・ウェア]とRアズール[スイスイ・ウェア]がイベント期間中のみ期間限定で手持ちのカードに追加されます。
イベントストーリーの最終話をクリアすれば正式に手持ちのカードとなります。
イベント終了の9月8日14:59までに最終話をクリアできなければ、所持カードからなくなります。
グルーヴィー化は8月31日16:00より可能です。
グルーヴィー化には、「ジャンクパーツショップ」で交換できる「スイスイ・ウェア」が必要です。
魔法強化には【丸太、ヤシの実、海魚】が必要です。
これらの材料は、イベントのバトルにて獲得できます。
ジャック[スイスイ・ウェア]
アズール[スイスイ・ウェア]
Episode.2 遭遇スティッチ!
不思議な本を開いた瞬間、どこか分からない浜辺に飛ばされてしまった。
図書室で見つけた本は何だったのか?
そしてここはどこなのか?
それでは、エピソード2を1話ごとに進めていきましょう!
2-1 目の前にあるのって
目を開けると、そこは見慣れぬ浜辺だった。
さらに、なぜか全員制服から南国リゾート風の浮かれきった服を着ている。
誰かに魔法をかけられたのだろうか?
しかしそんな魔法を使用されたようには感じなかった。
目の前に広がるのは、間違いなく本物の海。
そこはもはや賢者の島の海岸でもなく、まるで南国の島であった。
「にわかに信じがたいこの事態の原因はあの不思議な本のせいに間違いない。」
そう考えるのが妥当だとリリアたちは考えた。
2-2 これは一大事ですよ!
とにかくこの緊急事態を学園に知らせなければ!
幸いにもスマホとマジカルペンはポケットに入っていた。
しかし、スマホを見ると圏外…
皆が一気に落ち込んでいると、リリアが上空から人を見つけてくるからと軽々と空へ飛んで行った。
皆が安心した次の瞬間。
空から叫び声とともにリリアが落ちてきた。
リリアが島の全貌をつかもうと空高く飛んでいくと急にある地点で魔法が消えてしまったという。
リリア曰く、目に見えない膜のようなものに触れた瞬間、魔法がかき消されてしまったらしい。
さらに不思議なことに、強い日差しが苦手のリリアがこの場所ではいつもと違い調子が良い。
この状況が楽しくて仕方のないリリアは大声で笑っている。
そして、見渡す限り人影も建物も確認できず、ここが無人島だと無慈悲に笑顔で告げるのであった。
それを聞いたグリムたちは騒いでいる。
しかし、アズールとフロイドだけは余裕の笑みを浮かべていた。
2-3 き、きたね~~~~!
「ここから助かるために、何を差し出せますか?」
アズールはいつもの笑みを浮かべながら話しだした。
人魚であるアズールとフロイドはこの状況に全く困ってなどいなかった。
その上で、助けを呼ぶ代わりに相応の対価(1週間アズールの言うことをなんでも聞く)を要求している。
悔しいが、今は彼ら人魚の助けがなければどうしようもない。
仕方なく対価に同意し、アズールとフロイドは泳いで陸を見つけてくることになった。
勢いよく海に潜っていったはずのアズールとフロイドがなぜかすぐに戻ってきた。
2人ともバツの悪そうな顔をしている。
なぜなら、彼らの服が張り付いて脱げず人魚の姿に戻れなかったからであった。
悪化してしまった現状がもはや面白くなってきたフロイド。
まずはキャンプファイヤーの準備をしようとはしゃぐリリア。
しかし、人魚に戻れないと知ったアズールは焦っていた。
そしてここは人のいない孤島。
一瞬、全員の顔が曇る。
他にも方法があるはずだとジャックの一声で立て直し、助かるために知恵を振り絞っていく。
2-4 あれは……流れ星か?
ジャックは枝と葉で箒を作ってみたが、しばらく海を飛んだら落ちてしまった。
リドルはイカダを作る案を考えたが、波が高すぎて超えられそうにはなかった。
アズールは島を歩き回ってスマホの電波が入る場所を探したが、そんな場所は見つからなかった。
グリムは砂浜を掘って学園までのトンネルを作ろうとしたが、砂がサラサラで穴がすぐに埋まってしまった。
それよりも、この不思議な無人島を散策したいフロイド。
「なにかおもしろいことが起こるかも♪」と言うフロイドにエースたちは不安を感じていた。
すると、急に轟音が鳴り響いた。
見上げると頭上に流れ星のようなものがこちらに向かって落ちてこようとしている。
幸いにもみんなのいる浜辺にそれは落ちなかった。
しかし、落下した森の中で煙が上がっている。
フロイドはリドルの注意を無視してワクワクしながら森の中へ進んでいってしまった。
しかし、ここで待っていても仕方がないのは明白である。
もしかしたら、この現状を打破するヒントがそこにあるかもしれない。
そう考えた一同はフロイドの後を追って謎の物体の墜落現場へと向かった。
そこには不思議な生き物がいて……
2-5 あやしいんだゾ!
グリムがフロイドを追い越し、流れ星の墜落現場へ最初に到着した。
そこには、触覚があり、手足が6本あり、グリムとほぼ同じ大きさの謎の生物が立っていた。
「ぎゃ~~~っ!!」
でかい虫がいる!とグリムが叫ぶ。
その叫び声を聞いたフロイドたちも現場に到着した。
謎の生物は確かにいるが、いつのまにか触覚はなく手足は4本で皆の前に立っていた。
今まで見たことないその生き物は犬のようなコアラのような不思議な見た目をしていた。
ふと、後ろをみると大きな乗り物のような機械が壊れている。
もしかすると、この生き物は後ろにあるものに乗ってきたのだろうか?
みんなが考えているとグリムはその生き物に対して身構えながら叫んだ。
「オマエなんなんだ!」
グリムはその不思議な生き物が、先ほど自分が見た姿と今の姿が違うことに怪しさを感じていた。
2-6 スティッチ、イイコ!
グリムが問いただすと、その謎の生き物が喋りだした。
「スティッチ、イイコ!」
どうやら“スティッチ”というものがその者の名前らしい。
こちらの言うことを理解しているスティッチを“賢い”と褒めるフロイドに笑みを浮かべるスティッチ。
エースはフロイドとは逆に、“グリムみたいに間抜けだ”とスティッチを笑った。
すると、スティッチがエースのお尻に嚙みついた。
さらに犬じゃないと言ったジャックにも噛みついた。
すると、スティッチは急に自身の足を噛んで体を丸め、まるでボールのような形になった。
「ヒャッハー!」
そう叫び転がりながら体当たりし始めたスティッチ。
スティッチがぶつかった木は折れて倒れるほどの凄まじさだ。
こいつは危険だとエースたちは判断したが、一方でフロイドとリリアはおもしろくて元気があるとスティッチを褒めている。
すると、スティッチはフロイドの肩に登った。
スティッチは自分に甘いフロイドとリリアにすり寄り始めたのだ。
次に、自分の肩にも登ってきたスティッチを見て親近感を覚えたリリアは、学園に連れて帰りたいと考えていた。
スティッチもそうだよな?と問うフロイドにスティッチは悲しい表情になった。
「……オハナ。」
そうつぶやいたスティッチだが、その意味が分かる者はこの場にはいなかった。
スティッチが乗ってきた乗り物は、よく見るとかなり高度な技術が使われている。
一体何が原因で墜落したんだろう。
リリアたちが考えていると、後ろからガサガサと物音が聞こえてきた。
「ここにいたか、626号!」
何者かの声が響いた。
2-7 物騒な生き物
スティッチを“626号”と呼ぶサメのような生き物が現れた。
フロイドが陸を歩くサメだとはしゃいでいると、その者が話し始めた。
「私の名はガントゥ」
ガントゥは上の指示によりスティッチを宇宙に連行すると言い出した。
急に起こった何もかも理解できないこの奇天烈な状況に、リリアは困っている…
…と思ったら面白がっていた。
ガントゥが言うには、スティッチは悪魔でモンスターで不良品。
野放しにしていては危険だとスティッチをまるでバケモノのように言い放った。
連行するということは、この島から脱出できるということ。
スティッチをガントゥに差し出せば、交渉次第でこの島から脱出できるかもしれない。
この機会に素直にスティッチを渡そうというジャック、リドル、アズールに対し、フロイドはすぐに反対した。
2-8 力尽くで奪ってみろよ
「学園で飼うんだ」と言ってスティッチを渡さないフロイドを睨みつけるガントゥ。
飼うかどうかはともかく、スティッチをガントゥに渡さないことに関してはリリアも賛成した。
リリアは長年の経験から、ガントゥをただ者ではないと判断した。
それに、リリアとすっかり仲良くなった可愛いスティッチをガントゥには引き渡したくはなかった。
可愛いことよりも重要なことはこの世にはないのだ!
だから可愛いスティッチは渡さない!とリリアは言った。
それを聞いていたガントゥは、逆らえば痛い目に合うぞと脅してきた。
ノシノシとこちらに向かってくるガントゥとすでにやりあう気満々のフロイド。
それを見ていたアズールとリドルが必死に間に入ってなだめようとしている。
しかしアズールとリドルの言葉は、もはやガントゥには届いていなかった。
空を見上げると、巨大な宇宙船の中から小さなマシンが出てきている。
それは、ガントゥがスティッチを捕まえようと連れてきた捕獲ロボットたちであった。
そしてついにガントゥとのバトルが始まった。
2-9 反論の余地なしじゃ
辺りが暗くなり始めていた。
なんとかガントゥの捕獲ロボットから逃げ出したエースたち。
なぜ、大人しくガントゥの言うことを聞かなかったのかと問うエースたちに、ガントゥを信じられる根拠がないとリリアは説明する。
それに対し、スティッチを信じる根拠もないとリドルやアズールに反論されてしまう。
スティッチを助ける義理がないというジャックたちに、残酷だとフロイドが言った。
しかし、スティッチをそっしのけで捕獲ロボットたちとのバトルを楽しんでいたのは紛れもなくフロイド自身であった。
あんな恐ろしい相手にスティッチは渡せない、とリリアはフロイドの援護にでるが、彼もまた笑顔で捕獲ロボットをボコボコに壊していたためいまいち説得力はなかった。
とりあえず、今は明かりも寝床もない状況に対処するのが先決だった。
しかもまたあの捕獲ロボットにいつ襲われても不思議ではない。
どうしたものかと悩んでいるとスティッチが先ほど壊したロボットのパーツで何かを作り始めた。
なんとロボットの硬い金属から懐中電灯を作っていた。
さらに次にマットレス、ブランケット、枕にアイマスクまで、あの壊れたロボットの金属から作り出してしまった。
金属片からなぜそんなものが作り出せるのか皆目見当もつかないが、実際目の前にできているのだから認めるしかなかった。
どうやらスティッチは我々の何百倍も賢いようだ。
2-10 お前らちょっと似てねぇ?
スティッチが地面に絵を描き始めた。
それは、スティッチが乗ってきた宇宙船と先ほど戦った捕獲ロボット、そしてそのロボットを壊して手に入れたパーツだった。
どうやら、ガントゥのロボットから部品を奪えばスティッチの宇宙船は直せると伝えていることがフロイドには理解できた。
そして、宇宙船が直れば学園までスティッチが乗せていってくれるらしい。
また、リリアもスティッチの意図を理解して皆に説明してくれた。
なぜ2人にはスティッチの言っていることが分かるのかは謎だが、どうやら彼らの波長は合っているようだ。
とにかくスティッチと手を組むことに合意した一同。
スティッチも気を許したのか、今度は監督生の肩に登ってきた。
それを見たグリムは、スティッチに腹を立てている。
しかし、脱出のためやむを得ず手を組むことを承諾したグリムであった。
オレ様が親分だゾ!と威張るグリムに、笑いながらグリムの頭をなでるスティッチ。
傍から見れば、まるでじゃれあっているようなグリムとスティッチにみえる。
とりあえず、今日は明日に備えて一同は休むことにした。
しかしここにきて、野宿するならキャンプファイヤーをやろうと言い出すフロイド。
すかさず、それは明日のお楽しみにしようと笑うリリア。
「この状況でキャンプファイヤーなんてやるわけない!」と言いたかったが、エースはすでに半ば諦めていた。
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