こちらの記事では、
期間限定のストーリー『グロリアス・マスカレード』の第5章のあらすじを1話ごとに紹介しています。
※ネタバレが苦手な方は見ないようにお願いいたします。
第5章あらすじ『終幕マスカレード!』
救いの鐘を鳴らすため、ついに最上階にたどり着いたマレウス、アズール、イデアの3人。
しかしそこにはロロ・フランムが待ち構えていた。
紅蓮の花を警戒しながらロロと戦うマレウスたち。
防戦一方であった彼らだが、イデアの一言でロロの心は乱されて…
5-1『挨拶をしなければ』+バトル
ーノーブルベルカレッジ鐘楼最上階ー
ついに鐘楼の最上階に到着したマレウスたち。
そこにはやはりロロがいた。
『とうとうここまでたどり着くとは。』
ロロはマレウスたちを”悪党”と呼び、紅蓮の花に追われ逃げていたマレウスらを”滑稽”だと蔑んだ。
説得するアズールに対してロロは、
『魔法は悪だ。人を誘惑する、危険な力だ!』
と叫ぶ。
5-2『本当に恨んでいるのは』
ーノーブルベルカレッジ鐘楼最上階ー
紅蓮の花に囲まれても捨て身で攻撃してくるロロに、マレウスたちは苦戦していた。
なんとかして活路を開ければいいが、と考えるマレウス。
そんなときイデアの一言がロロの心をえぐる。
『ロロ氏が恨んでいるのは、弟を助けられなかった弱くて役立たずな自分でしょ。』
5-3『分かりたくなくても』
ーノーブルベルカレッジ鐘楼最上階ー
ロロの弟は幼いうちに強い魔力を持つ子どもだった。
しかし、魔法に関する正しい指導者がいないまま魔力を使い続けたため、
突如制御できなくなった魔力が弟の身を襲ったのだ。
『ーーー助けて、お兄さま!』
弟の声を思い出すロロ。
しかしロロは”悪いのは私ではない!”と逆恨みを認めようとはしない。
そんなロロを見てイデアは自分と似た者同士だと言う。
イデアの挑発に怒りを爆発させたロロの魔力がマレウスらを襲う。
その時アズールは2人をかばった…。
5-4『待っていましたよ……』
ーノーブルベルカレッジ鐘楼最上階ー
『お前たちのような悪党の中にも情は存在するのだな。』
とロロは2人をかばったアズールを見て笑う。
アズールの行動に驚くマレウスに対し、イデアは冷静になっていた。
【無類の守銭奴、ドケチの化身、姑息で強欲、あこぎなアズール】が無条件で自分を犠牲にするはずないと言うイデア。
すると高々に笑うアズール。
そしてロロの魔法を跳ね返し、攻撃した。
5-5『契約成立だ!』+バトル
ーノーブルベルカレッジ鐘楼最上階ー
アズールがロロに反撃した魔法は、デュースから借りたユニーク魔法だった。
アズールはイデアの煽りにロロが必ず逆上すると思い、魔法を使うタイミングを見計らっていたのだ。
ロロが気を失っているうちに救いの鐘を鳴らそうとしたその瞬間、彼が目を覚ましてしまう。
マレウスもロロの執念に恐れを感じていた。
5-6『この災厄を終わらせよう』
ーノーブルベルカレッジ鐘楼最上階ー
ついにマレウスがロロとの戦いに勝利した。
『まだ戦うつもりなら相手になるぞ』
マレウスがそう告げるとロロは素直に敗北を認めた。
これでようやく救いの鐘を鳴らすことができる。
そう誰もが思った瞬間、ロロは後ろからマレウスを攻撃した。
しかしマレウスは茨の谷の次期当主。
ロロが放った炎を恐れるはずもなく、また彼が敵う相手でもなかった。
そしてようやく救いの鐘が花の街に鳴り響いた……
5-7『聞いてられませんな』
ーノーブルベルカレッジ鐘楼最上階ー
周囲の花が消え、街にはびこっていた花たちも消えた。
ロロは泣いて悔しがった。
『この悪党どもめ…』
彼はいまだに自分のしたことが正しいと信じている。
そんなロロに対してイデアは正論で語り始める。
『ロロ氏が救いたいと思っているのは、弟でも世界でもなく…自分自身でしょ。』
イデアにそう言われ、ハッとするロロ。
そうしてようやく彼は諦めた。
5-8『どういう距離の詰め方!?』
ーノーブルベルカレッジ鐘楼内部ー
マレウスが”確かめたいことがある”として皆を鐘楼内部のとある場所へと連れていく。
向かった先にはガーゴイル(マレウスの推し)がいた。
マレウスはガーゴイルの無事を確かめ安心する。
そこには他にも同じ石像のガーゴイルたち(マレウス曰く、個性が豊かであるが)がおり、全員無事であった。
ガーゴイルは3人をマレ、イデ、アズと愛称をつけ感謝を述べた。
5-9『花が現れた原因は……』
ーノーブルベルカレッジ鐘楼内部ー
鐘楼の出口に差し掛かったその時、セベクとシルバーがマレウスを迎えに来た。
また、続いてノーブルベルカレッジの副会長や補佐がロロを心配してやってきた。
なにが起こったのかわからない彼らにマレウスは説明する。
花が突如現れた原因は”不明”だ、そして救いの鐘で花は根絶したと伝えた。
それを聞いた副会長と補佐はロロを、
『まるで伝説の正しき判事みたいですね!』
と褒めたたえた。
5-10『お前にふさわしい罰だ』
ーノーブルベルカレッジ鐘楼内部ー
マレウスに同情されたと思いロロは怒る。
しかし、『これが僕の考えた、お前にふさわしい罰だ。』とマレウスは言った。
このまま嘘をつき続けるか、己の悪事を告白するか、ロロ自身に判断を任せるという。
どちらにせよ、後悔する。
苦しみ、悔恨の炎に焼かれ続ける…これ以上にロロを苛む罰などなかった。
そして今日は交流会2日目の夜。
舞踏会が行われる…
5-11『後悔はしてません!』
ーノーブルベルカレッジー
エペルは集合場所に来ていた。
舞踏会には全員で集合して向かう約束だった。
あくびをしているところにリドルがやってきた。
リドルは一歩間違えればエペルが魔力を失っていたかもしれないことに怒っていたが、
エペルは【深紅の果実(スリープ・キス)】をリドルに使用したことに後悔はしていなかった。
ルークはエペルやデュースがたくましい姿を見せてくれたことに感極まって泣いている。
5-12『とても誇らしい気持ちだ』
ーノーブルベルカレッジー
シルバーは皆の元気そうな姿を見てホッとしていた。
セベクも微々たるものではあるがマレウス様のお役に立てたのではないか、と自負している。
花の街を無事に救うことができ、リリアに胸を張って報告ができることを2人は喜んだ。
(しかしこの後どちらがより花を多く退治できたかで言い争う。)
ジャミルとラギーの健気なほどの献身ぶりを信じ、驚き尊敬してしまうセベク。
2人の功績を称えて胴上げしてやろう、というセベク。
そこへ『胴上げならオレ様をやるんだゾ!!』と会話に入ってくるグリムだった。
5-13『褒めてると見せかけての』
ーノーブルベルカレッジー
マレウス、アズール、イデアの3人が集合場所に到着した。
マレウスは休息を取ったおかげで体力も魔力も元に戻っていた。
アズールは契約書を破棄し、デュースにユニーク魔法を返す。
その際、もう少し他人を疑うことを覚えなさい、とアズールに諭されるデュース。
しかしアズールに対しての警戒心があまり無いようで(鉛筆1本の恩がある)、そんな彼を見て心配するリドル。
セベクとシルバーは、正論を説きロロを諭したイデアを褒めている。
胴上げをしようとしているが、イデアは絶対に嫌だ!と叫んだ。
舞踏会が行われる会場はロロが1人で片づけと修復をしていたとネージュらに教えれる。
5-14『仮面を着けていれば』
ーノーブルベルカレッジ大講堂ー
すっかり元の姿に戻った大講堂に生徒らが集まる。
仮面を着けた人ばかりでイデアも身バレせずに安心している。
舞踏会の前に主催者としてロロが挨拶をする。
そして花の街を救ったNRC生全員を称えた。(自分が紅蓮の花を使ったことは伏せている。)
スポットライトで注目をあびながら紹介されたため、それまで安心していたイデアは戦々恐々とした。
ロロの挨拶が終わるころ、アズールが皆に話したいことがあるとして舞台上にあがる。
何やら準備していたものがあるようで……
5-15『忘れられない夜を始めよう』+リズミック
ーノーブルベルカレッジ大講堂ー
壇上に上がったマレウスに他校の生徒らが【マレウス・ドラコニア】本人だと気づく。
彼が歩くと人だかりが2つに分かれ道ができた。
そしてマレウスは皆に感謝の気持ちを述べた後、【贈り物】を用意してきた、と告げる。
ロロはその贈り物とやらを警戒している。
しかしアズールは笑顔で『とっておきのプレゼントですよ。』と言った。
イデアはまだ心の準備が出来ていないようだ。
『さあ。忘れられない夜を始めよう。』
そうマレウスが言うと、NRC生らによるダンスと歌のショーが始まった。
5-16『……どうぞ盛大な拍手を』
ーノーブルベルカレッジ大講堂ー
NRCの生徒らが披露した歌は、古くから花の街に伝わる歌【鐘撞き男が憧れと希望を歌った曲】であった。
実はこの曲は、マレウスが交流会に”招待”されたことの礼として皆に提案したプレゼントであった。
ふと、ロロは弟のことを思い出す。
『ぼく魔法が大好き。』
『お兄さまが、楽しそうにしてくれるから!』
NRCの生徒らは他の魔法士たちから盛大な拍手をもらった。
5-17『願いよ響け』
ーノーブルベルカレッジ大講堂ー
大きな拍手が講堂に響いた。
しかしイデアは一生分の度胸をここで使い切ってしまった、という。
トレイン先生が『やれやれ。』と言いながら生徒らを労う。
また、ロロ・フランムについて今後も見守っていくつもりらしい。
ルークはメインボーカルの3人(マレ・イデ・アズ)の寮長を褒めたたえた。
くじで”偶然”寮長たちがボーカルに選ばれたらしいが、イデアはその怪しいくじ引き箱を早く壊そう!と訴えた。
そんなとき、マレウスの姿が急に見えなくなりセベクとシルバーは焦る。
グリムはツノ太郎は迷子か?とあきれ顔で言った。
5-18『いつかまた救いの鐘の下で』
ーノーブルベルカレッジ大講堂ー
マレウスはロロの元に来ていた。
1曲踊ろう、とマレウスはロロを誘う。
『手を貸したまえ。』としぶしぶ踊るロロ。
ロロのように一瞬でも自身を恐怖させた面白い男に出会えたことにマレウスは感謝していた。
しかしロロは決してマレウスを許してはいなかった。
いつか必ず魔法を奪う、それが使命だとロロは告げる。
それに対し、
『招待ならいつでも受ける。いつかまた救いの鐘の下で会おう。』と返すマレウスだった。
ー第5章終了ー
(グロリアス・マスカレード終幕)
第1章あらすじ『訪問ノーブルベル!』
第1章あらすじのまとめ記事はこちら↓↓
第2章あらすじ『堪能リサーチ!』
第2章あらすじのまとめ記事はこちら↓↓
第3章あらすじ『高揚スパーキング!』
第3章あらすじのまとめ記事はこちら↓↓
第4章あらすじ『紅蓮アブレイズ!』
第4章あらすじのまとめ記事はこちら↓↓
コメント