こちらの記事はネタバレ注意です!
ご了承いただいた方のみ読むことをおすすめします。
こちらの記事では、ジブリ映画「君たちはどう生きるか」のストーリーや各キャラクターの性格、声優などについて書いております。
何度も言いますがネタバレ注意です。
また、映画鑑賞後に名前や設定など思い出しながらこちらの記事を書いております。
あやふやな部分や間違いなどあるかもしれませんので、ご了承ください。
なんとパンフレットが後日発売でした!
めっちゃ見たかった・・・
ここまで内容が明かされない映画はじめて観ます。
見る価値ありまくりの映画です。
【※ネタバレ注意】ストーリーの内容
以下、ストーリーのネタバレとなります。
ネタバレを見たくない方はお戻りくださいませ。
時代背景は1920年ごろの戦時中
裕福な家庭の息子「眞人」
母は戦時中に病院の火災にて死亡する
父の再婚相手は母似のナツコ
戦時中、東京から父と眞人は共に田舎に引っ越す
引越し先の大きな屋敷の前に流れる川に、1羽のアオサギが居ついていた。
アオサギは屋敷から少し離れた古い廃墟の塔に住んでいるようだった
なぜか眞人はアオサギが気になり、追いかけていくと「お待ちしておりました」と喋った
アオサギの口の中から男が覗いていた
ある日、身重のナツコが廃墟の塔へと消えていった
追いかける眞人と使用人の「キリコ」
そこにはアオサギが待っていた。
アオサギは亡くなった母に会わせるというが、別の世界に導かれる
沈んでいく床の底は、海と島があった
島の真ん中に巨石の墓石/神殿のようなものがある
入り口の大きな金の門に手をかけようとしたとき、そばにいたペリカンに襲われる眞人
そこに、舟に乗ってきた若き日のキリコに救われる
キリコは「ワラワラ」と呼ばれるもの=のちに地上で生まれてくる魂たちを見守る役割を担っていた
ワラワラを食べるペリカンも島にいる
無事にワラワラの魂が地上へ行けるようにキリコは見守っていた
そして夏子を探しにいく眞人
道中で“人を食うインコ”に食べられそうになるところを若き日の眞人の母「ヒミ」に救われる
ヒミと共にナツコを探しにいくが、彼女はインコが守る神様に生贄のような形で捕らえられていた。
探しに来た眞人に驚くナツコ
しかしナツコは彼を突き放す。
ヒミが2人を一緒に元の世界へ連れて帰ろうとするが、インコにまたもや3人は捉えられてしまう。
眞人が食べられそうになる寸前のところでアオサギに助けられ、ともに逃げる
ヒミはインコの大王に捕らえられ、世界を維持している眞人の大叔父のもとへ連れられた
大叔父とインコの大王は少し会話をした
ナツコを連れ出そうとし、禁忌を犯したヒミを許せないインコの大王を大叔父がなだめる
そこへ眞人とアオサギが大叔父の元へ到着する
大叔父は眞人にこの世界を守るために自分の役割(3日に一度、木の積み木をバランスよく積み上げることで世界をたもつ)を継いでほしいと伝えるが、眞人は自分にはできないと断る
すると、陰から見ていたインコの大王が、世界の秩序を保っていた木の積み木を眞人の代わりに積み上げる
するとたちいまち世界の崩壊が始まった
大叔父を飲み込んで崩壊する世界
急いで元の世界=元の時間軸の世界に戻る眞人たち
母「ヒミ」は若き日のキリコとともに、そして眞人はナツコとアオサギともに自分のもといた時間軸に繋がるトビラを開ける
トビラを開けると崩壊しかけている世界から逃げようと、眞人のうしろからインコたちも続いて出てきた
そして崩れ落ちる塔
インコはこちらの世界では元の小さなインコになって世界に飛び出した
崩れた塔からペリカンたちも逃げてきた
途中でキリコに似たお守りを若き日のキリコ自身に貰っていた眞人
元の時間軸に戻ると、そのお守りがキリコに戻った
元の世界に戻るとあちらに居た時の記憶は無くなるが、あちらの世界にあった積み木を一つ持ち帰っていた眞人にはあちらの世界での記憶がまだ残っていた。
父の元に無事に帰れたナツコと眞人
アオサギは眞人と「トモダチ」になったといって元のアオサギに戻って去っていく
そして月日は流れ、戦争が終わった2年後、眞人たち家族は東京へと戻っていった。
主な各キャラクターの性格
母がいた病院が火事になった時、幼い眞人は辺りが火の海になっている道を走って必死に病院へ駆けつけた
同級生にいじめられた日は、それを恥ずかしく思い、自つけころんだと嘘をつく
物怖じせず、はっきりとした性格
眞人の継母
眞人の実母を「おねえさん」と呼んでいることからヒミの妹である可能性がある
同級生から傷をつけられた眞人をみて真人の母に会わせる顔がないと謝った
眞人が塔の中に助けに来たとき、眞人のことを彼のことを思い突き放した
大きな工場を経営
妻のヒミが亡くなったあと、すぐに(おそらく妻の妹)ナツコと結婚し子どもを授かる
息子の眞人を大切に思っている良き父だが、眞人が新しい学校でいじめられていると知ったときは犯人を必死に聞き出そうとしたり、そのままの勢いで学校に乗り込み校長から300円の寄付を受けていた。
(1920年代の100円の価値は30万円ほどになる)
若き日に、眞人の母「ヒミ」とともに塔の中の世界に入り、そこでワラワラを育てたりペリカンを退治したり、大きな魚を自身の船で仕留めたりと男勝りの性格をしている
迷い込んだ眞人を助けるなど、さまざまな場面で助けてくれる存在
エンドロールで知る声優を演じた豪華俳優陣
エンドロールではじめて知らされる豪華声優に、まだ映画の余韻に浸りながら驚きます。
しかもエンドロールでは声優の名前のみ書いてあるので、誰が誰の役かまでわからず終わります。
映画鑑賞後、調べて驚いた以下の方々です。
木村拓哉さんが眞人の父役!(気づかなかった)
ナツコは木村佳乃さん!(全く気付かなかった)
菅田将暉さんがあのアオサギ!?(もっと気づかなかった)
柴咲コウさんが若き日のキリコ!!(もちろん気づかない)
若き日の眞人の母ヒミがあいみょん??(はい、全然気づきませんでした)
そしてヒミの火に打たれたペリカンの小林薫さんがすごくすごく最高に良かったッ!!(最高ボイス)
これだけの面々ですが、本当に劇中1人も気づかなかったです。
逆にわからず観た方が映画に集中できるから良いかもしれません。
主題歌は【米津玄師】
主題歌は米津玄師の「地球儀」
米津玄師の大ファンである私ですが、映画の内容を理解しようとするあまり最後の曲に集中できずメロディを思い出せません。
発売されたらいっぱい聴きます!
今は映画の内容に思いを馳せることに全神経を注ぎたいのです。
【さいごに】個人的な感想
なかなかこの映画のストーリーを理解しようとするのは難しいかもしれません。
この映画は「理解するのではなく感じる」
その方がいいと思います。
難しいと思うことは置いておく。
全て受け入れてください。
観終わったとき、感じることは人さまざまだと思いますが、私は素直に感動しました。
大叔父が積み上げていた、今にも崩れそうな積み木のように、この世界は成り立っているような気がしました。
また、細部にいたる映像美に驚きます。
大正時代を生々しく感じることができます。
まるで知っているような、懐かしいような、日本の姿を映画で観ることができました。
久しぶりに宮崎駿さんのジブリ作品を観ることができて幸せでした。
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