36歳初産レポ!尿漏れと勘違いした破水!?陣痛の痛みは怖くありません!

当ページのリンクには広告が含まれています。
【陣痛の痛みは怖くない!】産院選びはどうする?36歳で初産の私が経験した初出産レポ
スポンサーリンク

こちらの記事では、35歳ではじめての妊娠、そして36歳で出産した私の体験談です。

出産するまでの間、多くの出産に関する記事や本を読んだり、周囲のママさんたちに【陣痛】はどんな痛みなのか聞いたりしていました。

しかし、実際に出産を経験すると、思っていたものとは違ったと感じました。

私と同じく、【悪阻/陣痛の痛み/出産】に関して大きな不安を持っている方に少しでも参考になれば幸いです。

目次

1.妊娠初期の悪阻(食べつわり)と体重増加について

はじめての悪阻は【食べつわり】

私の場合、嘔吐までの悪阻は無く、かなり軽度の【食べつわり】でした。
ただ、空腹になると今まで感じたことのない種類の何とも言えない気分の悪さが続きました。
吐いてスッキリすることもできないので、ただただ何かを食べて胃を満たすことだけを考えていました。

食べつわりが始まったのは妊娠6週頃、何とも言えない体のだるさもあり、仕事を2週間休みました。
それでも14週を過ぎると悪阻の症状も軽くなり、徐々に無くなっていきました。

食べつわりの私の場合、常に何か口にいれていないと気分が悪くなってしまう為、仕事中は上長の了承を得て飴を舐めながら仕事をさせていただきました。

私の職場では、ほとんどの方がもう既にお子さんがいるママさんばかりがいた為、周囲の理解が深く、かなり助けられたことは今でも感謝しかありません。

また、はじめての妊娠だったのでかなり慎重になっており、産院で妊娠だと確定したら(母子手帳をもらったら)すぐに会社の上司に相談しました。

当時、フルタイムで働いていたため、勤務時間を5時間に短縮したい旨をお願いしたところ、上司のお気遣いで勤務時間短縮に加えて作業内容など体に負担の無い部署へ移動するところまでしていただきました。

そのおかげで、産休に入るまでなんとか無事に仕事をすることができました。

なかなか甘えられない環境にいる方も多いと思いますが、頑張りすぎない、適度に手を抜く、少しでもしんどかったら早退するなど、普段の自分ではしないことでも妊娠中は大袈裟にでも自分を労わってください。
必ず助けてくれる人がいます!

妊娠中の体重増加が止まらない

食べつわりだった私は、妊娠初期から体重増加が激しく、妊娠15週の頃には妊娠前より7㎏も増加していました。
悪阻が終わっても食欲は収まらず、検診のたびに先生からチクリと指導が入りました。

自分ではなるべく小麦粉を使った食品(パンや麺類など)を控えているつもりでしたが、我慢しすぎるのも赤ちゃんに悪いしストレスにもなると思い、我慢しすぎず毎食しっかり食べていました。

すると体重は妊婦検診ごとに順調に増えていき・・・
30週超える頃には妊娠前よりも15㎏も増えておりました・・・

さすがにこれだけの短期間での体重増加と今まで体験したことのない体重になった為、会社までの通勤がかなり辛かったです。(会社まで徒歩30分)

ただ、赤ちゃんは順調に育っており、33週を超えるあたりには2200gもありました。

そこまで痛くなかった!?陣痛の痛みとは?いきみって何?

尿漏れと勘違いした破水

実家に里帰りした翌日(35週目)のことでした。
だらだらとお昼寝して、夕方の16時頃にベッドから起き上がろうとした時、妊娠中はじめての尿漏れがありました。

パンツから漏れてズボンにまでしみこむほどの尿漏れでした。
一瞬、『破水かも…』と思いましたが、まだ35週をすぎたころ。
まさか産まれるわけがない、絶対尿漏れだと思いました。
→【この時すぐに産婦人科へ連絡するべきでした。

その日の18時頃、ご飯を食べ終わり椅子から立ち上がろうとした瞬間にまた尿漏れがありました。
ちょろちょろとまた流れ出る感覚…
しかもこの時トイレに行くと、拭いたトイレットペーパーに少量の血が付いていました。
→【この時点ですぐに産婦人科に連絡するべきでした…

『あれ?血が付いてる…』
と不安になり母に相談すると、母が私を出産したときの母子手帳を持ってきて、
『ちょうどこの時期に私も出血してたわ‥』
と母が言いました。

(なんだ、たまに出血とかあるもんなのか。)
(そんなに焦らなくても明後日は検診日だし、その時に先生に聞いてみよう。)

と、他の人の体験を自分に勝手に当てはめて安心していました。

そしてそのあとも1時間おきぐらいに尿漏れが続きましたが、生理用ナプキンを付けてやり過ごしていました。

前駆陣痛だと思ったら本陣痛

尿漏れがあったその日の夜23時ごろ、急に生理痛のような痛みがありました。
ずーーんと重く鈍い痛みがありました。
その痛みは2,30秒ほどでおさまりますが、また15分から20分ほどで痛みました。

痛みは来るが決して耐えれれないほどではなく、重い生理痛の痛みぐらいで深呼吸していると気がまぎれ、気づくと終わっている。
でもまた時間がたつと痛みがくる。

そしてトイレに行くたびに血が出ている。
(今思うと、なぜこの時に病院に電話しなかったのか不思議です)

耐えられない痛みではないが、数分ごとに痛みがくるので眠れない。
でもネットで調べてみると前駆陣痛なら2.3時間で終わるとも書いてあった。
今の症状はネットの前駆陣痛の症状と合っているように思いました。
(いやいや、まさかね…陣痛なわけないよね‥)と謎に自分に言い聞かせていました。

でも夜中の2時3時4時になっても、10分から15分おきに痛みがやってきました。

やっと『これ陣痛かも…』と思ったのは明け方の5時ごろ。
4時半頃から痛みが明らかに強くなっており、歯を食いしばって我慢しなければいけないほどになっていました。

それでも1時間我慢して、朝の6時に母親が起きてきたときに病院へ連絡しました。

最後のいきみは陣痛の痛みより断然楽!

病院に着くと、痛みは増していきました。
陣痛の痛みがある間はキツイですが、痛みが引くと普通に喋れました。

陣痛の間は、母親に背中をさすってもらい、夫の手を握りながら耐えました。
おしりを助産師さんにおさえてもらって陣痛を耐えました。

私の場合、病院に着いた時点で子宮口が3cm、その後順調に開いていき、2時間で子宮口が全開となりました。

そこから1時間ほど赤ちゃんが下におりてくるまで、赤ちゃんの為に呼吸をすることだけに集中しました。

これまでyoutubeで必死に【静かなお産】や【初産/ポジティブなお産/怖くない】など検索し見ていましたが、やはり陣痛中は『うーーーーーーっ』という声が出てしまいました。
(後日、同じ病院で5人目を出産した人に聞くと、声が出る人と出ない人に分かれるみたいです)

おへそのあたりを見て必死に呼吸をしました。
ふぅーーーーーっと吐く呼吸が難しく、もう下から出よう出ようとする大きな力を抑えながら息をはきました。

そしていよいよ分娩台へといき、『いきんでいいよ!』と先生に言われてから30分で出産することができました。

【いきむ】とはなんぞや?と思っていましたが、ただただ【ウンチを出すときみたいにきばる】ということだとこの時にわかりました。

最初に頭が出て、そこからいきむもひっかかって出てこなかった為、会陰切開をしました。
するとツルっと赤ちゃんが出てきて無事に出産することができました。

この【ツルっと】出てくる瞬間の気持ちよさが、今までの陣痛の痛みを超えて気持ち良かったことを覚えています。
あの感覚は今まで体験したことのない気持ちよさでした。

そしてそのあとの胎盤がでたあともさらに気持ちよく、一気に体がスッキリしました。

出産も陣痛も怖くない!

出産を無事に終えて、今振り返ってみると、陣痛も出産も怖いものではなかったと思います。

今までの長い日にちを耐え抜いたことを思えば、これでようやく終わるという嬉しさでいっぱいでした。

確かに、陣痛が痛くないということはありませんでした。
でも陣痛の間に痛みの全くない時間があり、陣痛の痛みがある時間さえ呼吸に集中し耐えれば確実にゴールへと進んでいきます。

陣痛中の呼吸は本当に大事です!
いかに上手く呼吸することができるかで痛みの大きさが変わると思います。
そしてあまり痛いと思わない、言わないほうがラクかもしれません。

陣痛の痛みがない間は呼吸を整える。
そして痛みがくれば、必死に呼吸する。
これの繰り返しでした。

そして会陰切開も痛くはありませんでした。
切られるころには痛みも麻痺していたので、切られた瞬間もわかりませんでした。
(会陰切開する前に切っていいか聞かれました)
また、とける糸で縫われたので、会陰切開の抜糸もありませんでした。

出産は【クリニック】か【総合病院】か

友人のすすめでクリニックにしたが・・

私は里帰り出産を予定していました。
そのため、ギリギリまで自宅近くの産院で診てもらい、予定日の1ヶ月半前に実家に帰省しました。

出産する場所に選んだのは、ご飯が美味しいと友人に教えてもらったクリニックでした。
友人がとにかくそこのクリニックを褒めるので、安心して私もそこに決めました。

そこのクリニックの医院長は男性の方でした。
分娩予約と診察にはじめてそこのクリニックに行ったときの印象は、医院長の話し方が少し怖く不安になりました。

それでも、施設やサービス内容、入院中の食事メニューにつられてそこに決めました。

しかし、出産とは予定通りにいかないものです。
私は35週と3日で陣痛がきました。

まさかの35週で陣痛がきてクリニックに行くと、『ここでは35週で出産はできない』と言われました。
そして陣痛が来ている中、クリニックから医療体制が整っている総合病院へ人生初の救急車に乗り向かいました。

急遽、予定になかった総合病院での出産

友人に紹介してもらったクリニックから、まさかの総合病院での出産となった私。
陣痛も来て、あれよあれよという間に総合病院へ移されました。

はじめて来る病院。
はじめて見る助産師さん。

ここはどこ?
あなたはだれ?状態のまま陣痛の痛みに耐えました。

しかし、ここで良い誤算だったことがありました。
担当してくれた助産師さんが、私が急に運ばれてきたにも関わらず、陣痛中とても優しく私を励まし、呼吸の仕方や今の状態など詳しく伝えてくれました。
今まで不安だったのが、その助産師さんのおかげでとても心地よい安心感に包まれていました。

はじめての陣痛の痛みとの戦い、これから出産という人生最大の山場を迎えていた私でしたが、総合病院には多くのサポート体制が整っていました。

まずは陣痛中ずっと付き添ってくれた助産師さん。
何度も見に来てくれる先生。
いざ出産という場面では、35週の早産ということもあり、10名以上の助産師さんや看護師さん先生たちに囲まれていました。

多くの人に囲まれての出産でしたが、ここで私は恥ずかしさというよりも、まずは赤ちゃんを無事に産むことが第一目標でありゴールでした。
そしてどんなことがあっても必ず無事に出産できる、そう思えるサポート体制がそこにはありました。

その為、私も比較的落ち着きながらはじめての出産に挑むことができました。
途中赤ちゃんの頭が出てきたら触ってみるぐらいの落ち着いた状態で無事に男の子を出産できたのです。

まずは赤ちゃんを無事に産むこと

私は総合病院での出産となりましたが、結果、とても良かったと思いました。
多くの先生と助産師さんに囲まれて、自分と赤ちゃんを任せられる安心感と充実した設備がそこにはありました。

出産後も3時間おきに母乳マッサージに来て下さったおかげで、出産後3日目の朝に初乳が出ました。
また、多くの助産師さんからさまざまな育児や母乳のアドバイスをいただき、先生による産後の母体のサポートも手厚く受けることができました。

とても良くしていただいたことで、いままでの総合病院のイメージが変わり、次ももし赤ちゃんを授かることがあれば、迷わず総合病院で産みたいと思います。

クリニックの食事は魅力的!だけど…

私は食い意地がはっているので、確かに病院食よりもクリニックで出される食事の方が何倍も魅力的でした。
しかし、実は産後の私はあまり食欲がありませんでした。
(出産当日は朝から15時ごろまで何も食べていないのに、あまり食欲がありませんでした)

なので、豪華な食事を出されても食欲がないので食べられなかったかもしれません。
あと、総合病院は入院費用が安いのも嬉しいポイントでした。

さいごに

妊娠してから、自分の母親はもちろんのこと、この世の中のお母さん全員を尊敬するようになりました。
1人産むのも大変なのに、2人3人と産んでいらっしゃるお母様たち…凄すぎます!

妊娠期間中も自分の体のこと、お腹にいる赤ちゃんのこと、産んでからの不安など色々あって、さらに痛い陣痛に耐え無事に出産しその日から育てる。
本当にすごいことですよね。

私もまだまだ育児はこれからですが、この記事を読んでくださった方が少しでも共感できる部分があれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
スポンサーリンク

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次